長大作
1921年、満州生まれ。東京美術学校を卒業後、坂倉準三建築研究所に入所。1972年に長大作・建築研究室を開設してからは、住宅を中心とした設計管理やインテリアのデザインを行っています。1957年に手掛けた「藤山愛一郎邸」、「八代目 松本幸四郎邸」など、ライフスタイルにも目を配ったインテリアを手掛ける姿勢は、ル・コルビュジェや坂倉準三から受け継いだ精神に基づいたものといえます。日本のメーカーから様々な家具を展開し、絶大な支持を受けている天童木工の低座椅子は代表作に挙げられています。シンプルで美しい構造のフォルムとシルエットは、ジャパニーズモダンデザインを語る上で欠かせない存在となっています。IDEE(イデー)やMETROCS(メトロクス)から待望の復刻を遂げた名作の椅子がラインナップされ、ダイニングチェアやテーブルなど、現代でも長大作デザインを感じることが出来ます。良質な作りの数々の家具は、日々の生活に密着するインテリアとして中古でも大変人気です。
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